筋トレより姿勢 腰痛予防の落とし穴
こんにちは、柔道整復師リョウです。
そんな方はお気軽にご相談ください。
「腰痛予防するために筋トレを始めようと思っています」
最近、そんな声を患者さんからよく聞きます。
確かに、筋力アップは腰痛予防に効果的です。
でも実は、姿勢が整っていないまま筋トレをすると
逆効果になることもあるんです。
冬になって気温が下がり、身体がこわばりやすい季節。
「頑張っているのに腰が痛い」
という方は、もしかすると
姿勢の落とし穴
にはまっているかもしれません。
筋トレは、筋肉を強くするためのものです。
でも、筋肉が正しく働くためには
骨格のバランスが整っていることが大前提です。
たとえば、骨盤が前に傾いたまま腹筋をすると
本来鍛えたい腹筋ではなく
腰や太ももの前側の筋肉ばかりに力が入ってしまいます。
結果として、腰への負担が増えて
痛みが悪化するケースも少なくありません。
姿勢が崩れたままの筋トレを例えるなら
「タイヤがズレた車でアクセルを踏み続けるようなもの」
なんです。
腰痛を改善するには、次の順番が大切です。
① 姿勢を整える
骨盤・背骨・股関節のバランス
使いたい筋肉を使える準備をします。
②その姿勢を支える筋肉の柔軟性をあげる
体幹・殿筋などのストレッチ、マッサージをすることで
柔軟性があがり、正しい姿勢を維持しやすくなります。
最初に整えることで
筋肉が正しい方向に働くようになります。
その上で筋トレを行うと
効率的に身体を支える筋力がつき
再発しにくい身体になっていきます。
姿勢を整えることが、結果的に筋トレの効果も高めてくれます。
腰痛予防のポイントは
鍛える ことよりも 正しい姿勢で動ける身体
を作ること。
筋トレを始める前にまずは一度
体の土台(姿勢)
をチェックしてみてください。
「最近、腰の調子が気になる」
「筋トレしてるのに腰が重い」
そんな方はお気軽にご相談ください。



