骨折・脱臼をしてしまったら、、、
こんにちは、柔道整復師リョウです。
今回は 「骨折をしてしまったらどうしよう」 「これって、折れているのかな?」
「すごい痛いけど、外れてしまっているのかな、、、?」
など、どうなんだろう、どうしたらいいんだろう、にふれていこうと思います。
まずそもそも、骨折・脱臼ってどんな状態なのでしょう。
字のとおり、
骨折は「骨が折れている」
脱臼は「関節を作っている骨と骨が離れてしまっている」
状態のことを指します。
また、「少しだけ」とか「半分だけ」とか言葉が付くと
「不全骨折・不全脱臼(亜脱臼)」と言ったりします。
なので骨折の場合、折れた先端が周辺の筋肉やを傷つけたり、ひどいと皮膚を突き破ったり、、、
また脱臼だと、骨と骨が離れてしまうため、ほぼ靭帯の断裂は必発します。(一部例外あり)
(靭帯については、https://knot-sekkotsuin.jp/blog_detail?actual_object_id=81を参照してください。)
こうやって聞くと、とても大変そうですよね、、、
実際損傷してしまった場合、カチカチなギプスで固定したり、
場合によっては手術をするケースもあります。
では、「不全」とつく、いわゆる完全に折れていない、外れていないものはどうでしょう。
この場合、変形が顕著に出たり、ものすごく腫れたりといった症状は強すぎず
整形外科に罹るか悩むと思います。
しかし、骨折は骨折ですし、脱臼は脱臼なのです。
たぶん大丈夫だろう、少し様子をみよう、と放置してしまうと良いことはありません。
むしろ、放置をしてしまったことによる後遺症に悩まされてしまう方は大勢います。
例えば、痛みはないけど前より腕が挙がらなくなった、、、
痛くて動けないとかはないけどずっとハリがとれない、、、
など、治していくことが大変になることがあります。
また、僕は過去に脱臼をしたことがあり
指が逆に曲がるようになりました。
完全に後遺症で、しっかり治せなかったことが原因です。
もし少しでも怪しいな、とか
不安だな、と感じることがありましたら
一度相談をしてください。
以上、骨折・脱臼についてでした。